さようなら、お母さん。

在宅看護26日目。
母は、昨日から引き続き、早い呼吸で、高熱のまま。
それでも、一晩を乗り切ってくれた。
午前10時半、H看護師が来てくれて、様子を見るなり、
「お兄さんに連絡は取れますか?」
え!?もう、そんなタイミングなの?
驚きながら、兄に連絡をし、母の耳元で、
もしかしたら最後になるかもしれない言葉をかけてもらいました。

H看護師は間もなく、次の在宅へ向かい、私と
連絡を取って帰宅したYちゃんと、
従姉妹のHさんと母の若い友人のAさんと4人で見守っていたら、
呼吸がさらに激しくなって来ました。
14時10分、下顎呼吸。下顎の動きとともに、頭全体が動く感じ。
それから長いことそれが続いて・・・

下顎呼吸が終わって、
15時46分、呼吸停止。
しばらくは名前を呼び続けたけれども、
唇の色を失い、爪の色も白くなって。
それでも、額や、背中はまだ温かく。。。

母は、76歳を前に、人生の幕を閉じました。
最後まで、立派に生きたと思います。