六甲病院 緩和ケア病棟。

関本クリニックの薦めで、近くのホスピス
六甲病院 緩和ケア病棟に検査入院することになった。

母は、あくまでも家でケアされたい、という意思が強く、
最初は嫌がったのだが、日に日に強まる痛みや吐き気のことを考えてもらえば、その原因がどこにあるのかなど調べてもらった方がいい、という私の意見に動いた。
1月14日、私が六甲病院に最初に電話したときは、
ベッドの都合で、まずは3月11日にご家族と話をする、という
随分先の話だったのだが、関本クリニックのF看護士を通じて話してもらうと、あっさり翌日の家族面談となり、
さらに19日の入院と、とんとん拍子に話が決まってしまった。

そして今日、朝から会社を休んで母を病院へ。
最初は有料ベッドしか空いてなかったが、
無料ベッドが開き次第、すぐに移動させてくれるそうだ。

病院は六甲の高台にあり、南側は非常に見晴らしがよく(有料ベッド部屋はなぜか見晴らせない)、
北側には親和学院の校舎が見える。
この学校は、かつて母が通っていた女学校の跡地に建っている。

とにかく、通常の病院とはかなり違うイメージで、
私にしてみれば、アットホームともいえるが、
むしろ老人ホーム的な哀しみが伝わってくる病棟だった。