電話。

朝から、担当のA医師から電話。
やはり、吐き気が続くとのことで、
再び、投薬の種類や量を調整するとのこと。
医師から母に、胸水を再度抜くためのキューブを入れる提案をしてくれたそうで、
しかし母は、「延命するような処置は、もういらない。」と断ったらしい。
医師は、それを受けて、痛みや息苦しさは、胸水とは無関係なので、
引き続き薬で処置していく。
また、吐き気なども続くようなら、
薬で気持ちよく眠っていられるようにする、そう告げられた。
痛みや苦しみを和らげるためにうとうとした状態を維持していく処置は…
かなり最終処置だと、私は認識しているのだが、
母は、やはり「眠っているうちに、静かに逝きたい」そう繰り返して
要望しているという。