在宅看護8日目。

病院を出てから、まだ1週間。
いつも、緩和ケア病棟に入っている間に
ぐっと体力が低下して、寝たきりの弱ったような状態になる。
だけど家に戻ると次第に元気を取り戻して、
炬燵に座って食事もするようになってた。

今回も、病院で死んでしまうのではないか?
それくらい弱っていた(痛み緩和のための投薬による?)が、
帰宅すると、きっとまた元気になってくれるものだと思ってた。
ところが、今回は一向に…

昨日は、もう間もないかもしれないというF看護師の見立てがあり、
実際に、手足に暗紫色の皮膚変化があり、
夕刻にはS医師も来て下さって、かなり終焉を予感させた。

おととい、痛みを我慢させて覚醒させておきたいという望みに破れ、
やはり心地よくさせておかねばならないのだと悟り、
昼間はワゴビタール座薬で、夜はレンドルミン眠剤で眠らせるようにした。
すると、やはりずーっと眠っていて。
昨日も一昨日も朝6時から目覚めていたのに、
今朝は8時半の現在でもまだ眠ったまま。

寂しい。
何ともいえず、寂しい。
確実にやってくると分かっていたことが、
こうまで現実に迫ってくると、
寂しさを通り越して、苦しく、痛みさえ感じるのです。