消去。

昨日でまる一週間。
4月24日金曜日に母が亡くなってから、
毎日バタバタと片付けの日々。
兄がいて、中心になってやってくれるので、とても助かる。
4月25日(土)通夜
4月26日(日)葬儀
4月27日(月)手続き
告別式を無事終えたが、ぽっかりと開いた母のいた場所。
そこにあったベッドはなくなり、すっきりとひろくなった家。
兄一家が中心になって、あちこち片付けが始まる。
店舗や住居やらに、不要なものがいっぱい。
兄は朝からあちこちに電話をして手続きなどの相談。

4月28日(火)
諸々必要な書類を洗い出して、区役所へ。
書類を取り、健保、介護保険などの返却。
区役所、なんと書類費用だけで9500円もかかり、
2時間あまり費やす。
郵便局にまわって簡保の手続きやら通帳の件やら。
社会保険事務所は夕方というのに2時間ばかり待たされたあげく、
住民票が不足しているという。
夜、母の衣類関係を整理。
懐かしいワンピースやスーツ、部屋着などが次々と。
兄が先導する中、2人の姪、義姉、Yちゃん、私の5人で
母の遺品を分け合う。
以外といいデザインの衣類や手作り品があって、
若い2人がまたそれを気に入ったりするのが面白い。
大人3人は、なんだか控えめに、本当に欲しいと思ったものだけを手にする。
私は、サイズや形的に着れそうなモノは少ないのだが、
それでも、記念にと思い、多めに手に入れた。
がらんどうになった母のクローゼット。
ちょっと早すぎるお片づけのような・・・寂しさが倍加する。

4月29日(水)
午後、兄たち4人で梅田阪急へ。
香典返しの手配、お礼の菓子を購入。

4月30日(木)
朝から車で大阪へ。いったん家に帰って、印鑑登録カードを引き上げ、中央区役所にて印鑑証明、住民票などを取得。
兄は、ご近所へご挨拶など。
午後、銀行、郵便局、区役所、社会保険事務所でそれぞれ
母の死亡〜名義変更などを終える。

5月1日(金)ご挨拶
神戸介護センター、六甲病院、関本クリニックへ。
六甲病院の入り口を入ったとたん、ほんの数日前の
あの頃のことがよみがえり、通路を歩くにつれ、
涙がぼろぼろこぼれ落ちて、
A先生やら看護師長さんやらに挨拶するのにも困った。

こうしてあっと言う間に1週間。
まるで母が生きて来た痕跡を消去して回ってるような1週間。
本当に母がいなくなってしまったんだ…
徐々にだけど、そんな実感が湧いてくる。

今日は、私の●十2回目の誕生日。
Yちゃんと兄と姪のM子が祝ってくれた。
兄が前日からケーキを予約してくれて、
Yちゃんがワインと贈り物を用意してくれた。
この歳になって、名入りのプレートのついたケーキに立てた
ロウソクを吹き消させていただけるなんて。
感激。